かっとなって剣山〜剣山スーパー林道総括

ついカッとなって剣山スーパー林道行ってきました。

最近はチャリンコばっかり乗っているので、バイクはすっかり部屋(台所)の中でのお荷物状態。税金と保険代を搾取されているだけの代物。

んで、最近の私は正直言って不調。メンタル要素もあるんでしょうけど・・・。

んで、4月になり久々に引きづりだし(出すのにアパートの窓を外す→ラダーを掛ける必要あり)、エンジンを掛けてみるとすぐに始動。さすがはホンダです。

毎年何度か行っていたんですが、2年前の秋の崩落で去年は秋まで剣山スーパー林道が通行止めになっており、行きたくてしょうがなかったのですがようやく行けることに。

ただ問題は福山〜多度津のフェリーが2008年で廃止になり行くには宇野回りで行くか瀬戸大橋を渡るか。もっとも後者はETC車載器を入手できなかったのですぐ消滅・・・。

プラン的には早起きして宇野からフェリーで高松、そこから下道で徳島入り。時間があれば起点へ、無理なら親戚宅もある神山町から旭丸峠へ。

と、考えていたら、某氏の結婚式の最中に讃岐の友人N山氏が泊めても良いよ〜といううれしいお言葉が。

とは言え、ほぼ日帰りに近いので荷物は減らして夕方出撃。減らしすぎて手みやげを忘れる失態のおまけ付きでしたが・・・。

福山から高速道路を使うことも考えましたが2号→水玉ブリッジライン経由で行くことに。ばたばたしつつも宇野港着。

ここでフェリーに乗ろうとして財布を見たら所持金は2000円しかない!なんとかフェリーには乗って必死に考えてました。

N山氏に借りるかどうかびくびくしながら高松上陸。幸いコンビニのATMでおろせて一安心。

ここからN山氏宅の三木町目指すんですが、GPSのナビルートが自分の知っている方向感覚とヅレてしまい、しばらく高松市内を彷徨うことに。

23時前にN山氏と無事合流。嫁さんが夜勤行く準備中と言うことで、N山氏の親戚宅で着替え、食事へ。お互い仕事の愚痴や社会情勢やどうでも良いことなど大学時代から変わらん会話をして就寝したのがAM3時・・・。大丈夫か?

で、起床は5時半。というか勝手に起きた。
プロテクター類を装着し、N山氏をそっと起こし出発したのが10分後。不思議と眠くなかった。

ここからいったん脇町にでて、そこから吉野川沿いに下り徳島市内へ。朝も早く車も少なく、予定どおり起点を目指す。途中自転車・四駆・オフロードバイクなど明らかに剣山行きの車両がちらほら。

・・・と、ご機嫌で走っていると突然足元から落下音が。
戻ってみるとキックアームが脱落していました。取り付けのねじを増し締めしていなかったためか・・・。セットでは出ない部品なんで回収できて何よりでした。

そこからは何事もなく起点着。

数台のオフ車とデリカ軍団が抜いていく。なんでもファガスの森でイベントがあるんだとか。この時点では小規模な物だと思っていたが。

久々のスーパー林道は舗装区間が異様に長く感じられたが、いざダートが始まるとバイクがはねて上手く走らない(タイヤのエア圧が高すぎる?)。とにかく転けないよう押さえ込みながら旭丸峠着。

さっき抜いていった人が反対側から来たりししばし談笑。結構な台数が集まるとかで、邪魔にならないように気をつけながら走っていく。

国道を挟んだ側にはバイクはもちろんマイクロバスや自転車(シクロ車)などがいて割とにぎやか。

で、ファガスの森に着いてみると10年ぶりぐらいかのバイクの台数。

ネットのオフ会らしいがやはりETC1000円効果か?

そうこうしていると主催者らしき登場。何故かスティッチの着ぐるみ着てました・・・。
部外者の私は写真を撮って早々に退散。
徳島のへそで写真を撮ると一路山の家方向へ。

この時間帯になると反対側からのライダーも増え慎重になる。とはいっても整地が入っており(自分が下手くそなだけで)それなりに走りやすく。
またこの辺ではまだ気温が低いのか山桜が咲いていました。

無休憩で走っていた割にはさっきのファガスにいた人に抜かれて遅くなったことを実感しまくり。自転車とは違う筋肉を使いへろって来たことを実感しつつなんとか山の家に到着。

今までからすれば異例な客足のためか既に料理は売り切れ、コーヒーのみ受付という有様・・・。写真撮って早々に下ります。終点までは結構荒れてた。

で、無事終点着。未だに通行止めの看板があり崩落が続いていることを物語る。

いったん給油のために下るが、一番近いENEOSは休業日。次のガソリンスタンドまで片道10キロ・・・。

かなり疲れていたものの過去の経験上舗装路よりも林道走った方が早いので終点から再度突入。さっき通過した際は高野瀬峡のレストハウスは営業しておらず補給失敗。

秋しかやってないのね・・・。

さっき降りた道を上っていると体力の低下を痛感。押さえ込んでいる上肢はもちろん、大腿が痙攣し始めニーグリップがしんどい。それでもほぼノンストップでファガスの森へ。3時過ぎなのにかなり気温が下がり、疲労を考え、旭丸峠から神山町に下りるルートは止め、そのまま国道193を下る。かなりの酷道に親戚に泊めて貰うことも少し考えたがそのまま193で吉野川沿いへ。ここまで来ると道も”酷道”ではなくなり一気に高松へ。セルフうどんの店に立ち寄る。

少し腹を満たしてフェリーへと。

ここでもETC1000円効果の影響か自分が知る宇高フェリーに比べるとお客さん少なめ。頑張れ宇高フェリー。当局は船旅を応援します。

本州に上陸する頃にはすっかり暗くなり、R30〜R2とつないでのんびり帰ったのでした。

しかし体力落ちたなぁ・・・。