GP250final

青山博一、悲願のタイトル奪取

オートバイのGP250クラス、今年で最後だったのか・・・。

で、最後のレース、最後のシーズン。
年間チャンピオンに輝いたのは青山博一青山兄弟の兄)。

レース途中のアクシデントもあったみたいですが無事チャンピオンに。

しかしこれで2スト250がレースから消えるというのは寂しいなぁ。
昔NHKBSでGP見始めた頃ははっきり言って人外しか乗れないGP500(motoGP)よりもGP250とかGP125の方が好きだった。

あの頃は日本人も多く、原田、中野、宇川、青木三兄弟、岡田、上田ノビー、坂田、イトシン、ノリック、宇井、加藤・・・・。
ほんとよく活躍していたなぁ・・・。

しかし世界チャンピオンとったところで悲しいかな、ほとんど報道されていない。

むかし、原田とか坂田とかがタイトルとったとき、あちら(ヨーロッパね)ではかなり報道されているなんてことを言われていたけど、最後のシーズンでタイトルとってもやはりほとんど報道されていない。
昔のバイクブームの頃のバイクに乗ることが夢だったりかっこ良かったりした頃からは想像もできないぐらい寂しい。

こういった「しかるべき成績を収めた人間が評価されない(成績を収めたこと自体が報道されない)」ことは悲しい。
そりゃマスコミだとか4メーカーだとかPTAなんかに責任をなすり付けることなんかは簡単なんだろうけど。



翻って、自転車界。
空前のロードバイクブーム。
久々ツール参加の日本人二人。
それぞれの活躍。
輪界(自転車業界のこと)以外でも新城・別府両選手のメディア露出もあった。


しかしだ。

Jスポーツが中継頑張っているけど、未来永劫続くかどうかわからない。
ロードバイクブームも一部の不届きものマナーの悪さが指摘され、バイクのように閉め出され、煙たがれる危険性もある。所詮はブーム。しまいに飽きられる。
その時は今自慢の愛車も納屋の片隅で高級雑巾掛けになっているか、クモの巣が張っているだろう。
もしくはポジションがきつくて泥よけもかご着いていなくてコンビニに買い物にも使えない物体と家族に烙印を押されているかもしれない。

今のブームのうちに自転車競技は市民権を得られるのだろうか?裾野は拡大するのか?本場に挑戦しようとする若手は増えていくのか?

かつてのMTBブームのピークで競技をかじった者として、バイクレースの衰退を観ていった者としていろいろ考えた夜でした。