思えばここまで長かった〜J3吉備高原MTB大会

本日はJ3吉備高原MTB大会&キッズジュニアMTB中国地区大会に参加してきました。




3月中旬に骨折して、腰を痛めてようやくチャリンコに乗れるようになったのは5月になってから。運動できんからストレス溜まるわ、体重大幅に増えるわ・・・。


ということで(?)、腰の痛みひいた&骨ひっついた勢いで蒜山とセットで申し込んだこの大会。よー考えれば純粋なスプリントレースなんて何年ぶりかわからん程出てない事に気がつくハメに・・・。

とはいえ、スプリントレースに真面目に絡むなんてことは故障明けの人間にできるわけねーよ(笑)。


と、考えていました。


そんな訳で出ようと思ったときにはレースでの相棒EPIG号はリアサスピボットシャフト&ベアリングすべてお亡くなりになったため入院中(注:王滝2回&泥沼レース数知れず走っているのに去年末まで一度も整備したことなかったツケ)。そのため通勤チャリである10年?落ちのTREK号での参加。ダート使用に組みなおしてようやく試走したのは前日だったり。ホンマ計画性ねぇなぁ〜。


んで、当日。



天気予報どおりに降っている雨音を聞いて目を覚まし、行くのをやめようかと思いつつ嫌々出発したのは予定よりも遅い6時前。棒黄色チームの構成員は今日は空港で憲ロード。当然のボッチ参戦・・・。まぁ慣れてますけど。

時間がなく下道を行く予定を切り替え高速道路へ。

ハイドロプレーニング現象が起こる(大マジでビビった)ほど激しく降る雨に気持ち萎え萎え・・・。


二度ほど道を間違えつつ会場到着するとすでに試走開始時刻でした。
幸いにも雨はほとんど止みつつありました。


ドライタイヤがついていたホイールからタイヤを片方だけSakai将軍様からお借りした泥タイヤに換える(雨分かっているなら前日に変えろよ)と試走時間終了ぎりぎり。着替えせず短パンTシャツに合羽を羽織って試走へ。

前半は緩やかに上り、砂利を敷き詰めた下りへ。下りきると事前情報から危険と聞かされていたプラスチック製の橋へ。情報どおり無茶苦茶すべる・・・。何とか自分はこけなかったものの、試走中も何人か餌食になってました。

そこを抜けると赤土のニュルニュル激登りへ。
朝の時点ではぜんぜん登れず押してあがりました。
そしてゴール。

一周してみた感想はまったく休むところがないということ。下手すりゃ水飲む暇もない、そんな印象でした。実のところキッズレースメインのイベントなので楽なコースだと思っていた結果がこれだよ!!!

(試走中某ショップ店長に激登りでブチ抜かれるも情報に乏しいMTBについてイロイロご意見を頂きました。ありがとうございます)

自分の出るカテゴリーはノービスであり、この日の一番最後。路面状態の好転を祈りつつ仮眠とったり見に行ったり。

やはり激登りは厳しい様子でライン外すと転倒一直線な様子。意外と泥タイヤ履いている人は少なかった(前半の下りの砂利が厄介)。
(※昼の試走時間帯で前:ドライ・後ろ泥で試走するも砂利の下りでペース上がらない感じがした)



時間が進むにつれて急速に路面は改善されているみたいでこの11時からの二度目の試走のあとで自分も前後ドライタイヤで挑むことに。

スタートが14時過ぎだったのでアップは13時ごろから。

いつもは耐久なので走りながら行っていることが多いので慣れない感じ。
だらだらとローラー踏んで車内でストレッチしていると、小雨が。もう勘弁してください、って感じでしたがすぐに止み大事には至らず。

そして14時が来て召集へ。

スタートラインに再び立てる喜びもあったけど、ルマン式でもなく先着順でもないスタートなんて久々すぎて。何よりスプリントレース独特の緊張感に胃液吐きそうでした。

14時15分に5分遅れで一斉にスタート。そしてスタートダッシュに遅れる自分。

いつもの耐久の様に初は様子見で入る癖でマッタリと後方にいました(笑)。

下りはやっぱり苦手なため移動シケインと化しているような気がしましたが、登りで前に出てブロックする戦術だと自分をごまかして走行。耐久なら「お先にどうぞ〜」を連発しているんでしょうけど・・・。

試走時に滑った橋は、乾いてきたためそんなに滑らず(進入時にかなり減速してましたけど)。激登りもサドルの前にちょこんと乗ってトラクション掛けながら乗ったままクリヤー。


(撮影byさださん@ダックス)


一周終了時点では集団もばらけているものの前にどれだけ行ったのかもわからず(そんな余裕ない)。前から落ちてきた人を登りでパスし、下りで抜かれない・こけないように頑張って2・3周走るといつの間にか3人のパックに。

(撮影byさださん@ダックス)


自分は一番前にいたのですが下手に前に出すと自分の性格上ズルズル行きそうだったのでひたすら振り返らずに前の位置で引き続けることに。


(撮影byさださん@ダックス)


すると4周目になると一人脱落し、2人のパックに。とはいえ何位かは全くわからずエントリー人数からして6〜7位ぐらいと思ってました。

最終周回突入前の激坂で後ろと少し差があいた感じがしたので抜かれたくなかったので少しだけペースアップ(したつもり)。

下りはブロックを意識せずこけないように行き、激坂もこなして口から胃とか心臓が飛び出しそうになりながらゴール。

ゴールすると走り終わった選手が異様に少なくて???って感じになっているとレースディレクターから「2位ね」と。

え?ええええええええええ

と、聞き返したぐらいでした・・・。


スタート遅れてどの位置かわからず、怪我からの復帰すぐでペースもさっぱりわからずおまけにスプリントの勝手がわからん状態で???状態でしたがすぐに貼り出されたリザルトには確かに2位。

脚立&工具ケースの簡易表彰台の提供:シマノドリンキング様(笑)

骨折時以上に腰をやったときには正直言ってもうだめかと思ったけど、何とかここまで復活できました。この二ヶ月は気分的に長かったし色々な思いもしたけどこれでチャラにしていいかな?怪我もしなかったし。




おまけ


やたらとハァハァうるさい試走時の車載動画

相変わらず自分の声聞くとキモイなぁ・・・。あと、ハァハァ言い過ぎ・・・。