2013OSJ氷ノ山山系トレイルレース

2013年10月20日に行われたOSJ氷ノ山山系トレイルレースに参加しました。



トレイルランニングのレースに出るのは二回目。 今回はロードでも未経験の70キロ超の超長丁場。9月の王滝以降の不調+練習不足で何処まで走れるかが課題でした。

当日は朝から雨。小雨と比較的高い気温のため合羽なしで走り始め、最初のトレイルへ。登りはそれなりについていけるのですが下りではボコボコ抜かれます(この辺りはMTBと同じですね)。

なんだかんだ言いながら氷ノ山を通過し最初の関門へ。80位ぐらいと聞いて明らかにオーバーペースでしたが止まっていると身体が固まっていくのでそれなりに気持ちのいいペースで走行。 途中の林道では6分弱のエエ感じのペースで走ってましたが、後から考えるとコレが駄目でした。 扇の山からの下りぐらいから段々と大腿前面に痛み始め、ヤバい感じに。 この時点でまだ半分ぐらい。そこからはだましだまし。心拍は上がらないのに息は上がる状態で明らかに身体は限界を超え運動を拒否している感じ。

40キロ過ぎの第二関門でレースを降りようかと思いましたが、割と早い時間帯だったこともあり先に進むよう諭され、行けるところまで行くことに。そこから長い舗装路を殆ど歩きながら上り、その先にあったのは劇上りというか超難所。トレイルというよりは沢登りでした。ここで完全にとどめを刺され、そこからの林道はフラフラと夢遊病患者のように殆ど歩いてました。おまけにエイドステーションの距離がスタッフに聞いた距離とGPS上の距離と違いすぎて思わず叫んでしまったり。そんな状態で予備関門のエイドステーション(48キロ、GPS上では55キロ)。ここから次の最終関門に向けてキツイ下り&きつい登り。全然走れずほぼ歩いてました。第三関門のミカタスノーパークにつく頃には日没し、更には雨脚が強くなり本格的な雨に。脚は完全に限界に来ていましたが競技者としての性か兎に角前へ。雨で身体も冷えまともに動かない状況でしたが最後だと体にいい聞かせて無理やり走って最後の下りへ。スキー場の下りのコンクリ路面が脚にダメージを加え続け、最後には左膝の裏側に鋭い痛みが走り走行不能に。

もう半泣きでしたが同じく臀部に痛みをかかえて走れなくなっている他の参加者二人と励まし合いながら一緒にゴールを目指すことに。

抜いていく他の選手に最大限のエールを送り続けながら温泉街を下りきり、最後は3人でがっちり肩を組んでゴールしたのでした。

来年はどうするか?と言われれば、たとえレースに出ても次の日の仕事にはちゃんと出るというポリシーに反してしまうので、恐らく出ないかと。