【暴走】2013そうじゃ吉備路マラソン【自滅?】
2013年2月24日に行われた2013そうじゃ吉備路マラソンに参加して来ました。
さて、今回で私のフルマラソンは5回目の挑戦。
本業チャリダー(ヘボ)ですが、成績からすればチャリなんかさっさとやめてランニングに専念したほうが絶対良いとも思われているここ最近ですが、ここ最近は3流シクロクロスライダー。競技性の違いからフルマラソンとは相容れない。
2週間前にシクロクロスシーズンが終わり、さぁここからマラソンに切り替えて〜と行きたかったのですが、関西シクロ第9戦の堺で転倒して負傷した左肩の状態が非常に悪い。ただの打撲〜上腕二頭筋を痛めただけのはずが日に日に悪化し寝返りも打てない状態になり、とてもじゃないが練習無理。どうやら私の過去(と言うか出生)に起因する故障のようでとてもじゃないが完治する見込みなし。
一週間前にペース走をしてみて4キロしか持たずに歩き、終いには家で寝こむ有様。
どう考えても出場するのはNGな状況でしたが、「頑張らない」「無理しない」ことを条件に近所の整体の先生に前日にテーピングでぐるぐる巻にして頂きなんとか出場にこぎつけました。
(※背面はもっと悲惨なことになっていたが画像撮影できず)
さて、当日は4時起きして、同じチームのKSKさんピックアップして総社へ。
散々来ている場所だから勝手知っているからと安心していた私が甘かった。
会場付近は大渋滞。
駐車場付近も大渋滞。
河川敷の駐車場に車置いてチャリで会場目指して着替え終わったら既に30分前。去年は準備終わってトイレ渋滞で慌てて走ったのとどっちが悲惨かはわかりませんが、今年もアップ&ストレッチなしのスタートからして終わっている。まぁゆっくり走ることしか考えてなかったからいいやとこの時点では思っていました。
スタート地点に移動し、しかのすけ氏に合流。
この時点では4時間ぐらいでLSDのつもりで走ろうと思っていました。この時点ではですが。
そうこうしているうちにスタート時刻。
去年は目を三角にして走りはじめたんだよなぁ〜なんて考えて、鹿之助氏とともにゴール目指そうなんて思ってました。この時点ではですが。
鹿之助氏のペースではキロ5分30秒ほど。
このまま行けば4時間ちょい。
事前に考えていたのはこのくらいのペースだったはずが、どうもしっくりこない。
どんどんと後ろから抜かれる。
しかし、今日は自制しなきゃ。
なんて思っていたのですが、1キロ地点にて早くも限界。
しかのすけ氏に別れを告げペースアップ開始。
リミッターなんてなかったんや(アホ)!!!
1キロ5分20秒ぐらいのペースから一気にシフトアップし1キロ4分20秒ペースで暴走開始。自制心なんてなかった。
さて、今回のそうじゃ吉備、去年までとはコースがかなり違い、ど平坦コースから登りウネウネコースに変貌。ついでに当日は主催者発表5℃、GARMINのデータでは2℃、風速からの体感温度は−2℃とかなりの悪コンディション。
寒さが大の苦手な私にとっては最悪の状態。
時間があればアップクリーム塗りたくりなどの対策できたんだけど仕方がない・・・。
備中国分寺を横目に去年はなかったアップダウンへ。
暴走モードに入っているのでこのまま走れるのかどうかもわからず。
とりあえず同じようなペースの人に張り付きゴールまで連れて行ってもらおう作戦。練習不足は姑息な手段でカバーですわ。
なんとかアップダウン地帯をクリアーして去年同様の岡山道横の土手地帯へ。
もうこの辺は向かい風がきつくてきつくてたまらず。
それまでの区間を抑え気味で走っていたので発汗量もそれほどなかったので汗が急激に冷えてしまわず。
んで、チャリのレースのようにパックで走って他の人を風避けに利用。練習不足は姑息な手段でカバーですわ。
やがて、去年までのコースと分かれて、いよいよこのコース注一番長いと思われる登りへ。
コース案内をよく読んでいなかったので2回登るものだと勘違いしていたが、他の人に2周目はないよと言われ少しホッとするも、それでも坂のきつい。脚止まりそう・・・。
何とか下って、国分寺横のサイクリングロードへ。
去年までとは逆に国分寺を見るが、ここを2周してたのと違うので観客少なくてすこ〜し寂しい・・・。
しばらくすると中間点。
さっきの登りで既に脚は死につつあり、しかも足裏にマメ発生の気配。
やっぱり練習不足やなぁ〜。
痛めていた左腕が段々と限界に達しつつあるみたいで、寒さも相まって感覚がなくなってくる感じ。時々肘を伸ばそうにも歯車が挟まっているような感じでゴリゴリっとエライカクカクな動きしかできず。
ウエストバックに入れたジェルフラスコとか出そうにも左手はもはや役立たず(だからここからカメラが出せず、画像なし)。
もうここからは我慢比べ(※無理しないことが今回のマラソンのテーマです)。
2周めに入ってからはハーフマラソンのランナーが混ざっていたり、明らかに走り方がおかしい方がチラホラ。回収車を見るとかなりの選手が既に回収されて暖を取っているのを見てちょっと羨ましかったり。ちょっとどころじゃないわ。肩の痛みはリタイヤものでしたので。
そしてまたコース再東部の土手地帯へ。一周目で向かい風地帯と認識していたので、手前からパックで進み、風よけに利用。前に出る余力なし(死)。
残り10キロを切り、ヘロヘロになりながら周りのペースアップには全く反応せずひたすら耐えていると1周めの方々に合流。
痛いところ庇ってとんでもない走り方になっている人が多数。
それに比べたら私なんてマダマダ元気(なのか?)。
自分に言い聞かせるように周りの方々に声援をかけつつゴールを目指す。
残り距離が5キロを切っても、とてもじゃないがスパートなんて出来ず(一度しようとしたら脚が攣りそうになりました)、ひたすら我慢の子。
他の距離の参加者とかで歩いている人もいるが気を抜いたら自分も歩きそうなぐらいで、去年とはまた違った苦しみ。
耐えて耐えて耐えてゴール地点見てきてようやく安堵して。
そして、上がらない左肩を無理やり上げてようやくゴール。
去年はゴール後すぐに医務室送りになったけど、なんとかこらえた。
ゴールすると冷えてたまらなかったのでとっと着替えに行こうとしても脚が痛くて。土踏まずに出来たでっかい水ぶくれも痛い。それ以上に左腕が限界だった。
少し休んでから食べた豚汁は最高にうまかった。
こんな苦しいのは久々で自分でもよく完走できたなぁと。
(※しつこいようですが今回は頑張らない・無理しないのがテーマで追い込む予定なしです)
シクロクロスの連戦と左肩の負傷とで直前の走りこみが足りず、さらにはレース前のアップなしと良いこと無しで走ったけど、何とかなったかな?
自制出来ず暴走してしまったという最大の失点があるけどね。
そんな訳で5回目のマラソンもコレで終わり。
来年はどうしようかなぁ〜
おまけ