東大寺二月堂修二会(お水取り)に独りで行ってきた

たまにはチャリとかランニング以外の話も。

2013/03/09に奈良の東大寺二月堂修二会、いわゆるお水取り(正確にはお松明だけど)に一人で行って来ました。



関西では春を告げる風物詩。

大昔に行ったことがあると思うのですが昔過ぎて忘れた(笑)

この日関西は季節外れの暖かさでしたが、花粉+黄砂+PM2.5のトリプルコンボ。

昼間にチャリで近くのお山に行きましたが、見事に撃沈。
タダですら悪い体調がさらに悪化、頭痛すらして来ました。

普段ならこのまま寝て過ごすところですが、何故か外出スイッチON。

「そうだ、奈良へ行こう」

と。

諸般の事情(笑)で現在マイカー利用を極力控えている&基本的に観光地のような混む場所に車で行くのが嫌いなので、阪急〜地下鉄〜近鉄で行くことに。

関西人ですが、あんまりミナミの方には行かないので難波の地下で迷う迷う(笑)。近鉄の方に行かないといけないのに南海の方へ行ってしまったり。

電車で揺られている最中は、そりゃもう頭痛がひどくて正直寝とけばよかったと思ったほどでしたが、そんなこと考えている間に到着。

本来なら早めに来て色々観光するべきなんですが、到着時既に18時前。
美術館・博物館・寺院などはとっくに閉館。

素直に道を進めること数分。



東大寺に到着。

本来なら大仏殿がメインかも知れませんが、今日は別。

んで、歩くこと数分。

はい、今回のお目当ての二月堂に到着。

境内は既に人がいっぱい。

人いっぱい過ぎて身動き取れません。

6時半を過ぎると境内に放送が流れ、このお水取りの説明が。

あくまで宗教行事なので静かに厳かに。

歓声を上げたり拍手をしないようにと。

日が暮れ、昼間と比べて少し肌寒くなるが、ここはそんなこととは無縁の人口超密集地帯。もはや前進することも後退することも許されない。


そうしているうちに午后7時。


境内の照明が一部消されいよいよお松明開始。




















動画版↓


この松明の火の粉を浴びると無病息災になるとか幸せになれるとか。
しかしこの日の場所では遠すぎて火の粉どころか煙すら感じられず。
計画性なしの行き当たりばったりで急遽来たのだから仕方ないですが。

写真撮ったりしながら幻想的な儀式を眺め、春の訪れを感じたりしたのでした。

その後の帰宅ラッシュで現実に戻されましたが・・・。

おわり。